平成30年12月19日、好天に恵まれ快適なハイキングになることを期待して阪急芦屋川駅に9時半集合、総勢26名、阪急電車にて三宮駅で乗り継ぎ花隈駅下車、当駅のホームは地下で今工事中の為エレベーターがなく、長い階段を休み休みで地上へ。 いよいよハイキング開始、駅より数百メートル行くと城跡を思わせる石垣があり、小高い山のような公園化された花隈城趾、体操で体をほぐし住宅街を通り抜け本願寺別院に立ち寄る。 本願寺別院は浄土真宗本願寺に所属、以前は木造の建物で大正6年火災により焼失したが、昭和5年鉄筋の大寺院として日本初のインド仏教様式デザインの建物が完成。神戸の高台に異彩を放ち、モダン寺として親しまれているようです。広大な一階ロビーで休憩、玄関前広場から当院の外観を観察、モダン寺と言われる景色に納得して次の大倉山公園を目指す。 大倉山公園は、明治42年伊藤博文がハルピンで暗殺された後、親交のあった大倉財閥創始者(喜八郎)が別荘のあったこの大倉山に、湊川神社本殿横にあった博文銅像の台座を改めて造り銅像を再建し、この地を公園として市民に開放することを条件に神戸市に土地と別荘を寄付したものです。年月をかけて整備し、昭和50年頃に現在に近いものになる。特に、30数県の神戸在住県人会によって作られた「ふるさとの森」など楽しい公園でした。 公園から南下して迎春の準備真っただ中の湊川神社に立ち寄り、参拝して忘年会会場(居酒屋農業高校レストラン、兵庫県立農業高等学校の卒業生が「母校の食材・兵庫県の新鮮な食の素晴らしさを知ってもらいたい!」とオープンされたお店だそうです。)へ。華やかさはありませんが、素朴だけれどどこか懐かしく温かくほっこりするようなお料理15品をいただく楽しい一日でした。 高延壯男
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