12時30分、会館を出ると青空がちらり。やはり、にしきハイキングは天候に恵まれていると喜び合いました。南禅寺名物の湯豆腐の店を眺め、あまりの人の多さに戸惑いながら、歌舞伎でその名をとどろかせた荘厳な三門へ到着。全員の写真を撮り、14時15分集合を約して自由行動に。多数の方が哲学の道を目指し、やはりハイキングクラブは歩くことを目標にしていられることを改めて認識しました。 古色蒼然としたエキゾチックなレンガ造りの水道橋、今を盛りの紅葉に溶け込み、詩情をそそわれたのではないでしょうか。 国宝の方丈の見事な襖絵、方丈庭園の枯淡を彩る紅葉に優雅な鑑賞のひとときを持っていただきたかったと思いましたが、時間が足りませんでしたね。 三門に登られた方もいらしたとか。石川五右衛門よろしく「絶景かな、絶景かな」と楽しまれたでしょうか。 南禅寺は京都五山の上におかれる別格扱いの寺院でもあり、日本の禅寺の中でも最も高い格式を持つ大本山。紅葉の美しい季節、混雑もいとわず参詣できましたこと、健康であればこそと思います。 観光地ならではの雑踏の中、不行き届きのご案内等々反省することばかりですが、皆様の御協力のお蔭で、京都駅からゆっくり座って、16時30分無事帰芦出来ましたこと有難く感謝申し上げます。 半澤明子 |